

ふしぎ果実!キウイフルーツとは?
キウイフルーツは温帯から亜熱帯に分布する果樹です。ニュージーランドはもちろん、イタリア、フランス、アメリカ、チリ、中国、韓国、日本でも栽培されています。日本で販売されているキウイフルーツは国産品と輸入品がおよそ半々で、輸入品ではニュージーランド産が約9割を占めています。キウイフルーツはどこの地域でも秋に収穫されますので、南半球のニュージーランド産は、日本で4月から12月にかけて販売され、日本の国産品は10月から翌年の4月ころまで販売されます。

キウイフルーツの歴史発見!
キウイフルーツの原産は中国南部で、別名「チャイニーズ・グーズベリー」ともいいます。
中国ではかなり昔から存在していましたが、栽培はほとんど行われていませんでした。しかし、1904年に中国を訪れたニュージーランド人のイザベル・フレイザーによってキウイフルーツのの種がニュージーランドに持ち込まれ、農夫たちの新たな発見等により、品種改良されて現在のキウイフルーツの原種が誕生しました。
その後50年ほどでニュージーランドのキウイフルーツは生産量が安定し、輸出されるまでになりました。その際、外国にアピールするため「チャイニーズ・グーズベリー」を改め「キウイフルーツ」と命名。名前の由来はニュージーランドの国鳥「キウイバード」から来ているともいわれています。なお日本に登場したのは1960年代で、日本でも比較的栽培しやすいことから国内でも生産されるようになりました。
画像元:http://www.3news.co.nz/

発見!!キウイの栄養素
おもな栄養成分(可食部100g中) ビタミンC(69mg) カリウム(290mg) 食物繊維総量(2.5g)
注目成分:アクチニジン 期待される効能 風邪予防、高血圧予防、動脈硬化予防、脳梗塞予防、心筋梗塞予防、がん予防、便秘改善、美容効果
キウイフルーツはビタミンCが多いので風邪予防に効果的です。カリウムも多く含んでいるので高血圧や動脈硬化の予防効果が期待できます。また、がんの要因となる変異原生を抑える効果もあり、がん予防に期待されています。 食物繊維量も多く含むので便秘改善にも有効。豊富に含まれるビタミンCとの相乗効果で美容効果もあります。 キウイフルーツに含まれている「アクチニジン」は、肉をやわらかくするたんぱく質分解酵素で、消化を促進する効果があります。

キウイの記念日
9月1日「キウイの日」 夏の暑さで疲れが溜まっている体や弱った肌を癒すキウイフルーツ。 9と1の語呂合わせからこの日を記念日に制定。
5月14日「ゴールドデー」 新年度、新学期など、ゴールデンルーキーとして入った新人たちに期待とエールを込めて先輩からゴールドキウイフルーツを贈る日。 五月病に負けずに甘くてポリフェノールたっぷりのゴールドキウイで元気になって欲しいと制定されました。
9月14日「グリーンデー」 お世話になっている人などに、日ごろの感謝と健康にも気をつけて下さいとの意味をこめて、栄養価に優れたグリーンキウイフルーツを贈る日。5月14日の「ゴールドデー」のお返しの日でもある。
キウイの記念日を制定したのはゼスプリインターナショナルジャパン株式会社。
